『世界最高の子育てツール SMARTゴール』は親も子どもも育てる本

「全米最優秀女子高生」と母親が実践した目標達成の方法


サブタイトルに書かれているような優秀なこどもに育てるための、暮らしの習慣・勉強の意識づけなどが書かれている本かと思ったら全く違った。
これは子育て本ではなく、自分の目標を達成するためのHOW TO本だ。

こんな大人になりたいと思わせることが一番の教育

結局のところ、こどもの最も近い存在であるのは親である。
その親が、お手本となるべき人間であるように、ということだ。
本書では『民主型の親』であるべき、と書かれているのだが、子供にああしろこうしろと指図するでもなく、好きにしていいと寛容するでもなく、私だったらこうする、という姿を見せる。そのために使うのが『SMARTゴール』というツール。

・何をしたいのか
・どうしてやりたいのか
・どんな結果を求めるのか

目標を設定し自ら考え動くことで、やる気・主体性・思考力・自身が身につく、と。具体的なやり方としてはゴールを細分化し、毎日の行動にまで落とし込むというもの。
ゴールのための習慣は1日1回、1年で365回の成功を重ねることとなり、満足度や自信、幸福度も上がる。

最近、やりたい事をもっと自然に、時間の無理なくできるようになりたいと思っていたのだけど、習慣化することが一番良い方法なんだろうな。
ゴールを決めて逆算して毎日どれだけやれば良いのか考え、実行する。
目標ゴールの為にやるべき毎日の習慣の他に、本を読みたいとか音楽を聴きたいとかウォーキングしたいとか、そういう『やりたいこと』も習慣化できたとして、習慣のがんじがらめにならないだろうか、と思ったりするのだけど考えすぎかな。

やりたくてやっているはずなのに、習慣化することで「やらなきゃ」と息苦しくなるような。
苦しく感じる時点でまだ習慣とはいえないのかしら。

この本もじっくり読んでみよう。

とにかく、「まずはやってみる」かな。

SMARTゴールはそもそもビジネスシーンで目標達成のために使われるツールということなのだけど、本書では小学校低学年の場合の例などわかりやすく書かれているので参考になる。欲をいえばもう2~3パターンの例もあれば良かったなー。
ことあるごとに「あなたはどうしたいのか」「どうやったらそこに行けると思うか」こども自身に考えさせることができたら、自然と自分で考えて動ける子になるだろうな。それはとても理想だなあ。
つい、「お母さんはこう思うな」「こうしたらいいんじゃないか」と口を出してしまいがち。
こども自身に考えさせる。民主型の親になる。

定期的に読み返して背中を押してもらう本でした

読んだらむくむく意欲は湧いてくるので、「やってみよう!」と思わせてくれる良書であることは間違いないです。
まずは目標。どういう私になりたいか!
 

 

 

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